2026年7月28日
AWS Management Console Create Account
AWSIAM

AWS アカウント作成〜初期設定チェックリスト(個人の学習・検証向け)
このドキュメントは、AWS アカウントを新規作成した直後にやっておくべき設定を、上から順番にチェックしていける形でまとめたものです。 個人の学習・検証利用を想定し、特に「安全に始める」ことと「予想外の高額請求を防ぐ」ことを重視しています。
💡 進め方の目安: STEP 0〜3 は必ず最初にやる(ここまでで安全に使い始められます)。STEP 4 以降は余裕ができたら順に対応でOKです。
STEP 0. 事前準備(アカウント作成前)
- メールアドレスを用意する(できれば AWS 専用のもの。学習用なら個人アドレスでも可)
- クレジットカードを用意する(無料利用枠でもカード登録は必須。デビットカードは不可の場合あり)
- 電話番号を用意する(SMS または音声で本人確認あり)
- パスワード管理ツールを用意しておく(1Password、Bitwarden など。強力なパスワードを保管するため)
STEP 1. アカウント作成
- AWS アカウント作成ページ にアクセス
- ルートユーザーのメールアドレスと AWS アカウント名を入力
- メール宛の確認コードを入力
- ルートユーザーの強力なパスワードを設定(12文字以上・記号を含む)
- 連絡先情報を入力(個人利用なら「個人」を選択)
- 支払い情報(クレジットカード)を登録
- SMS または音声通話で本人確認を完了
- サポートプランは 「ベーシックサポート(無料)」 を選択
- アカウント作成完了 → マネジメントコンソールにサインインできることを確認
STEP 2. ルートユーザーの保護(最重要・最優先)🔒
ルートユーザーはすべての権限を持つ最強のアカウントです。乗っ取られると被害が甚大なので、真っ先に守ります。
- ルートユーザーに MFA(多要素認証)を設定する
- コンソール右上のアカウント名 → 「セキュリティ認証情報」→「MFA を割り当てる」
- スマホの認証アプリ(Google Authenticator / Microsoft Authenticator / Authy など)または物理セキュリティキーを使用
- ※ 新規アカウントは35日以内に MFA を登録しないとアクセスがブロックされる仕様です
- (推奨)MFA デバイスを2つ以上登録しておく(スマホ紛失時の予備。最大8個まで可能)
- ルートユーザーのアクセスキーは作らない(既にあれば削除する。プログラムからの操作は後述の IAM ユーザーで行う)
- 以後、ルートユーザーは日常操作に使わない(root でしかできない一部作業のみ使用)
STEP 3. コスト管理・請求アラート(学習用途では最重要)💰
「気づいたら高額請求」を防ぐための設定です。個人学習ではここを一番丁寧にやってください。
- 請求データへのアクセスを有効化
- 「アカウント」設定 →「IAM ユーザー/ロールによる請求情報へのアクセス」を有効化
- AWS Budgets で予算を作成
- 例: 月 $5 や $10 など無理のない予算を設定
- 予算の 50% / 80% / 100% 到達時にメール通知が届くように設定
- 無料利用枠(Free Tier)の使用状況アラートを有効化
- 「Billing and Cost Management」→「請求設定」→「無料利用枠の使用アラートを受信」にチェック
- CloudWatch の請求アラーム(任意)を設定(例: 見積もり請求額が $10 を超えたら通知)
- Cost Explorer を有効化して、どのサービスにいくらかかっているか見られるようにする
⚠️ 無料利用枠には「12ヶ月間無料」「常時無料」「一定量まで無料」の3種類があります。無料枠を超えると自動で課金されるので、アラートは必ず設定しましょう。
